三鷹通りは判断に迷うポイントだらけ
さくらドライビングスクールの人気講習の一つ、ペーパードライバー講習。
「免許を取ったきり一度も運転してない 」なんていうお客さまも珍しくありません。
今回はそんな初心運転者さんが判断に迷ってしまう困った道路をご紹介。実際の講習中にお客さまが迷われた場所や、自主練習で怖い思いをした…と言われていたポイントを取り上げます。三鷹エリアを運転する可能性のあるみなさん、ぜひチェックして安全運転に役立ててくださいね。
そもそも三鷹通りとは
三鷹通りの正式名称は東京都道121号武蔵野調布線と言います。五日市街道と交差する道路、くら寿司や関東バス営業所のある交差点から始まる道路と言えば、分かりやすいでしょうか。
この交差点が武蔵野中央交差点。ここから調布市の布田駅前交差点までつながる都道です。交通量も多く、スピードを出して走る車両も多い道路です。三鷹でのペーパードライバー講習時には、避けて通れない道でもあります。
三鷹通りと桜通りの交差点は六叉路
さあ、では三鷹通りを北から南に運転してみましょう。しばらく進むと、必ずと言っていいほど皆さん悩まれるのがここ、三鷹通りと桜通りの交差点です。
ここはなんと六叉路。左右にあるのが桜通り。直進方向に左に入る側道、地下道に入る都道121号、その右にも側道が見えます。
一瞬混乱してしまうかもしれませんが、慌てることはありません。なぜならこの交差点は左折禁止。交差点の手前には進行方向別通行区分の直進と右折しかありません。地下道の右手にある側道も進入禁止ですから、進むことができるのは直進か右折です。
直進方向に分岐あり。矢印信号で進める?
ただし、この直進がくせ者で、地下道と左側の側道に別れているんですね。あるお客さまは「左の側道に進みたかったけど、直進の矢印信号で進んでいいのか迷った」と言われていました。確かに、初心者さんには分かりづらいポイントかもしれません。
正解は、直進信号で進んでOK!左折ができない道路なので、青もしくは直進の矢印信号では、まっすぐ地下道に進むか、左の側道に入るかになります。側道に入る場合は、左ウインカーを出してあげると後続車への合図になるので親切ですね。もちろん、直進車線にいることが前提です。
最大の難所?!側道から三鷹通りに進む信号機
さて、今度はこの側道でUターンしてこれまで通ってきた三鷹通りに戻って北へ進んでみましょう。
Uターンするとすぐに信号機がありますね。青信号で進んだこの先が要注意ポイント!下のストリートビューで確認してみてください。三鷹通りが少し右奥にあり、直進するにはハンドルをやや右に切らなければなりません。そして先には見辛いけれど信号機が…この信号機が赤の停止信号!ここでペーパードライバーさんは進むか止まるか悩まれる場合があります。
これは、手前にあった側道側の青信号にしたがって直進するのが正解。(左折もOK)三鷹通り右手にある信号機は、同じく三鷹通り本線を南から北上してくる車両向けの信号機です。側道側と本線の車両がぶつからないように、側道側の信号が青の時は本線は止まるようになっています。この本線の信号機が若干見えてしまうが故に迷ってしまう、そんなポイントです。
移動する中央線
さて、最後に三鷹通りといえば外せないのがこの中央線。一見なんの変哲もないように見えますが、よく見ると…
うっすら中央線が二つあるように見えますね。実はこれ、都内でもめずらしい動く中央線、《中央線変移システム(リバーシブルレーン)》なんです。通勤時間帯など駅に向かう片側の車線だけ混んでいる道ってありますよね。このような道路で中央線を移動させて、一時的に混み合う方向に多くの車線を割り当て渋滞を解消、緩和する仕組みです。三鷹通りにもこのシステムが導入されていて、時間帯によっては中央線が移動するんですよ。三鷹通りの場合、中央線の位置は、道路上の標識と中央線のライトで判断できます。写真でも若干該当する方の中央線が光っているのが確認できます。(ライトがない場所もあります)
まとめ
今回は三鷹通りにおける自動車運転で迷いやすいポイントを解説しました。複雑な桜通りとの交差点にリバーシブルレーン、ぜひ頭の隅に置いておいてくださいね。三鷹を運転するみなさんのお役に立てたら嬉しいです。
三鷹市は一方通行の狭い道路も多く、運転を躊躇される方も多いです。さくらドライビングスクールのペーパードライバー講習で運転の練習をしてみませんか。
さくらドライビングスールは、お客さまの「免許が欲しい!」「運転できるようになりたい」をサポートする杉並区高円寺、北区駒込にある届出自動車教習所です。丁寧で的確な教習で着実にレベルアップ。質問しやすい優しいスタッフがお待ちしています。お気軽にご相談ください。