最近見かけるゾーン30をわかりやすく説明します
教習中に見かけたり、質問されることが多い内容をご紹介する豆知識コーナー。
第2回目は、最近よく見かけるこちら。
ゾーン30の正体とは…?
「ゾーン30って一体何のゾーンなの?」
「ゾーン30では何に気をつけて運転すればいいの?」
路上教習中にこんな質問を受けることもある、このゾーン30の正体は…
最高速度30kmの速度規制と、その他の規制を必要に応じて組み合わせた交通安全対策の一つなんです。
つまり、ゾーン30に入ったらかならず最高速度は30km以下で走らなければなりません。ゾーン30の表示や標識を見つけたら、あるいはナビの音声案内で「ゾーン30に入りました」とアナウンスがあったら、必ず速度をチェックしてくださいね。
最高速度を30kmに制限しているのはなぜ?導入効果は?
生活道路を歩いている時に、横を速度の速い自動車が通って危険な思いをした
という方も多いのではないでしょうか。実際、最高時速30kmの規制には、人対車両の事故で命が失われてしまう確率が大きく関わっているんです。自動車と歩行者が衝突した場合、自動車の速度が時速30キロを超えると、歩行者の致死率が急激に上昇します。
出典元:「ゾーン30の概要」 – 警察庁交通局
自動車の時速20〜30kmまでは0.9%に対し、時速30〜40kmだと2.7%と3倍にまで跳ね上がるんだそうです。また、車道の横幅(幅員)が5.5m以上の道路では交通事故の発生件数が減少しているのに、5.5m未満の道路ではやや増加しているというデータもあるんですよ。
そこでゾーン30を設けて速度を規制し、場合によって中央線を消して車道幅員(横幅)を狭くしたり、一方通行を設けたり、大型車の通行を禁止するなどして、歩行者や自転車の安全な通行を確保するというものなんですね。
このゾーン30、実際の効果が気になりますよね?
平成28年度末までに整備された3,105カ所で、整備される前年と比べ、交通事故発生件数がなんと約24%も減少していたそうです!効果抜群ですね 今後はもっと整備が進んでいくのではないでしょうか。
ゾーン30での運転のポイント
車の運転中にこのゾーン30を見かけたら、まずは必ず時速30km未満の安全な速度にしましょう。その他の標識表示も見逃さないようにしましょうね。また、生活道路だけにカーブミラーも多いです。歩行者や自転車などの飛び出しなどがないか、しっかり安全確認をして通行してくださいね。
可搬型オービスのゾーン30での速度取り締まりの実施もあるようですし、気を引き締めて運転していきましょう!
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