忘れてしまった道路標識を思い出そう
学科試験の時には覚えていても、免許取得後には忘れてしまう標識もあるもの。
道路標識は200種類以上もあり、特定地域にしかないものもあるため全てを覚えておくことは至難の技です。そこで当ブログでは、よく見かけるけれど意味を覚えていない標識を中心にちょっと変わった標識標示などをご紹介していきます。
一発試験などで学科勉強中のみなさまも、ドライバー歴の長い方も、おさらいにチェックしてみてくださいね。
白地に青い斜線の丸い標識、よく見かけませんか?
先日路上教習中に質問を受けたこの標識。1番上、白地に青丸、そしてその中に青線が微妙に斜めに入っています。
その下はよく見る転回(Uターン)禁止、さらに下に車両横断禁止の規制標識。一番下に時間の補助標識ですね。
さて、この一番上の標識。
みなさんはその意味、思い出せますか?
標識の意味
さて、今回のこの白丸に青斜線のこの標識の意味は…
補助標識で「終わり」、つまり本標識が表示する交通規制区間がここで終わることを現しているんです。
ここでしっかり勉強をしている方は、この白地に赤矢印の補助標識を思い出す方もいらっしゃるかもしれません。
あるいはこの文字で「ここまで」の補助標識もよく見かけるのではないでしょうか。
この左向きの赤矢印も、文字の「ここまで」も、いずれも白地に青の斜め線の「終わり」と同じく本標識が表示する交通規制区間がここで終わることを示しています。
「終わり」を表す補助標識、青丸とその他との違い
ではこの青丸の「終わり」と、左向き矢印や「ここまで」の補助標識との違いは何でしょう?
この青丸斜め補助標識、よく見てみると矢印などとは別の位置に付いていることがお分かりでしょうか。補助標識は通常、本標識の下につけられます。実際に赤矢印も文字の「ここまで」も、本標識の下につけられます。
実際の写真もチェックしてみましょう。
ところが、青斜線の「終わり」は本標識の上についています。実は、白に青い斜線の「終わり」の場合は、その下にある本標識全てが「終わり」ということになります。
例えばこの標識の場合は、最高速度40kmと、駐車禁止の規制の終わり、ということです。一時停止と、指定方向街進行禁止は「終わり」の補助標識の対象ではありませんので、ちゃんと一時停止して、指定方向に進んでくださいね。
まとめ
白丸に青い斜め線の標識を見つけたときには、「本標識の規制区間の終わり」と思い出してくださいね。
お役に立てましたでしょうか。これからも迷いやすい標識について、発信していきますのでどうぞお楽しみに
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